Paidy

決済フィンテックPaidyのカスタマーグロースを実現

Engagement


Problem

Paidy(ペイディ)は競合ひしめく日本のデジタル決済プラットフォーム業界でシェア獲得を目指す企業です。PaidyのモデルはKlarnaAfterPayなどのグローバルなBNPL(後払い)サービスと同様に、金融サービスの”めんどくさい”部分の課題を解決して成功を収めましたが、日本市場においては特有の顧客行動を考慮する必要がありました。カスタマージャーニーの通過点には顧客獲得の課題となるギャップがあり、個人も法人も常にサービス利用に至っているわけではありませんでした。

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Approach

Paidyがスケールアップしつつある中、私たちは常にプラットフォームの成長を中心課題とし、ウェブサイト、アイデンティティからセグメンテーション、ジャーニーの最適化まで、一連のタッチポイントにおいて協働しました。

弊社が開発したセグメンテーションツールSCOUTを用いて、まず「購入者トライブ」を定義しました。Paidyのモデルと一致するカスタマーグループを特定し、その精度を高め、アクション可能なグループにするためにPaidyチームとともにワークショップを開催しました。バリューストリームマッピングを通して、コミュニケーションのフォローアップ不足により、人々が初回利用の後で離脱してしまうというオンボーディングジャーニーにおける葛藤を特定しました。PaidyB2CおよびB2Bウェブサイトそれぞれに特化したユーザージャーニーを作成し、投資家をサポートするため英語と日本語の両方のデジタルコンテンツを制作しました。


Impact

私たちとの協働を実践して以来、Paidyはアマゾンおよび楽天のマーケットプレイスの決済システムに採用され、年をおうごとに成長を続けスケールアップを実現し、今では日本のフィンテックにおけるユニコーンの1つとなっています。

私たちのオプティマイゼーションにより、Paidyはインサイトに基づいて決済サービスにおける競争優位性を確保し、重要なスケールアップの局面でカスタマーとの関係を深めることができました。

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